中国のSNS・小紅書(RED)に23日、「日本の電車の車掌さんに感動させられた(泣)」との投稿があった。

投稿者によると、友人と共に名鉄名古屋駅から午後9時3分発の豊橋方面行きの特急に乗って知立駅へ行くつもりだったが、間違えて午後9時発の中部国際空港行きの特急に乗ってしまった。

次は知立駅のはずが、車内ディスプレイには「太田川」と表示されており、おかしいと思って友人にそのことを伝えようとした時、ちょうど乗務員が特急系の確認にやってきた。

乗務員は特急券を確認すると、投稿者らが電車を乗り間違えていること、次の太田川駅で降りることを丁寧に説明した。そして、太田川駅に到着すると投稿者らと一緒に降車し、乗り換えホームまで案内してくれた上、次に乗るべき列車の時刻と、どの駅まで乗ればいいかも詳しく説明してくれた。

さらに、電車が到着すると乗務員は投稿者らと一緒に乗車し、1駅先の神宮前駅で再び一緒に降車。次の特急列車に乗れば1駅で知立駅に着くことを教えてくれた。「特急券は無効になってしまうのでグリーン車には乗れなくなってしまう」とのことだったが、投稿者らは「帰れさえすれば大丈夫です」と伝えたという。

投稿者は「彼は私たちが完全に理解したことを確認してからその場を去り、階段を上がっていく時も振り返って私たちのことを見てくれた。その姿に、とてつもない安心感を覚えた」と感激した様子でつづっている。(翻訳・編集/北田)

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