中国南西部の四川省成都市新津区に本拠を構えるシールドマシンメーカー中鉄高新智能装備の製造基地で7月24日、同社が独自開発したシールドマシン「川山甲1号」がラインオフしました。このシールドマシンは機械、電気、液圧、空気圧、センサーを一体化した大型自動化掘削設備で、部品は1万点以上に達し、一つの制御システムに2000個以上の制御ポイントがあり、「建設機械の王」と呼ばれています。

今回発表された「川山甲1号」は欧州に輸出される初の「四川製」で、高緯度永久凍土層施工のために設計されました。掘削直径3.72メートル、全長135メートル、総重量350トン、総出力860キロワット、最小水平回転半径150メートル、最大掘削速度80ミリメートル/分で、欧州の高緯度河道工事で運用される予定です。設備の主要な構造部品と電気、液圧、流体システムなどは、いずれも低温耐性材料と部品を採用し、専用加熱設備により極寒条件下でも安定した運転を保証します。(提供/CRI)

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