サッカー元中国代表FWの楊旭(ヤン・シュー)氏がスポーツ番組のインタビューで中国と日本のサッカー少年の習慣の違いについて語った。中国のスポーツメディア・直播吧が26日付で報じた。
楊氏は「私が所属している上海のクラブでは、何人もの日本の子どもたちが一緒にトレーニングしているが、彼らはまるで小さなアシスタントコーチのようだ」とした上で、「子どもたちの成長には、同年代の仲間や環境の影響が非常に大きい。日本の子どもたちは練習中の集中力が高く、効率も良く、強度も高い。(一緒に練習することで)中国の子どもたちにも良い習慣を身に付けさせるきっかけになる」と語った。
また、「こうした点は中国の育成現場では往々にして軽視されがちだ。コーチが指導している時に、子どもたちはおしゃべりをしていたり、保護者が横から口を出したりする。そうした子どもたちは後で靴ひもが解けたり、転んで痛んだり、あるいは審判に文句を言ったりする。中国の子どもたちは、小さい頃から集中力や緊張状態を継続して保つ習慣が身に付いていない。日本の子どもたちと一緒に練習することは、コーチが口で10回言うよりも効果がある」と述べた。
中国のサッカーファンからは「彼のことはあまり好きではないが言っていることは正しい。サッカーをしている人の多くはいいかげんで不真面目」「こういう子どもたちは成績も良くない。集中力がなければ勉強もできるはずがない」「集中力と友情は人生において一生ものの価値がある」「日本人は夢のためにサッカーをしている。中国人は金のため」「これが教育。