中国メディアの今日頭条は26日、今日の日本には快適な公衆トイレがあるとしながらも、「それは日本が改善に取り組んできたため」であると指摘。中国は日本を見倣って快適な公衆トイレを実現できるよう努力すべきと伝えている。
記事はまず、「今でこそ日本の公衆トイレは温水洗浄便座が設置されていたり、トイレットペーパーが無料で提供されていたりと快適ではあるが、昔はそうではなかった」と紹介し、数十年前の日本はどこに行っても穴が空いただけの和式トイレが一般的だったと指摘。また、現在の中国と同じようにかつての日本もトイレットペーパーは無料で提供されるものではなかったとしながらも、時間をかけながら人びとが快適に使用できる公衆トイレを作り上げてきたと論じた。
続けて、現在の中国では一部の公衆トイレが無料でトイレットペーパーを提供しているとしながらも、トイレットペーパーで手を拭く人や汚れた足や靴を拭く人、さらにはトイレットペーパーそのものを持ち去ってしまう人がいることを紹介。「公共のものなら浪費しても、持ち去っても、壊しても構わない」という考えが広まっており、公徳心のなさが公衆トイレのトイレットペーパーから見て取れると論じた。
また記事は、「トイレの管理を見るだけで、その都市ひいてはその国のレベルや国民の民度の程度が分かる」と指摘し、中国は日本を見倣って快適な公衆トイレを実現できるよう努力すべきと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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