小さいころ、個人商店やスーパーの前に並んでいた「ガチャガチャ」。いったん姿を消したかに見えたが、近年ではグレードアップして新たなブームを生んでいる。
10円や20円だった値段は今や200円、300円と桁が1つ変わり、ターゲットも子どもから大人や外国人にまで広がった。

 中国メディア・今日頭条は25日、日本の「ガチャガチャ」ブームについて紹介する記事を掲載した。記事は、東京・秋葉原の駅構内に大量の「ガチャガチャ」が出現したことを紹介。「コインを入れてハンドルを回すと、卵型のカプセルが出てくる。商品がランダムに出てくる、くじのような快感があり、日本で流行している」と説明するとともに、駅や商業施設に加え、成田空港にも大量に設置されていることを伝えた。

 そして、成田空港では「余ったコインで楽しめる」をキャッチフレーズにして外国人観光客を主なターゲットを据えていると説明。実際に「ガチャガチャ」は外国人観光客からも人気を集めており、販売機の前でコインをたくさん握りしめて物色する外国人の姿も見られることを紹介している。

 記事を読んだ中国ネットユーザーの反応も上々だ。「日本に行ったらやりたい。安いし種類が多くて一日飽きなさそう」、「実際すごくいい。お金を入れれば必ず1個もらえるし、品もいい」といった感想のほか、「日本に行ったときに、友だちと20回やってしまった」というユーザーもいた。

 また、中には「日本では電子決済はサポートされないようだな」という声も。
それは、システムの遅れというよりも、日本でいかに「コイン文化」が発達し、コインが重宝されているかに対する感想のようだ。「紙幣文化」である中国人と日本人では、コインに対する感覚が少々異なるのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)tktktk /123RF)


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