記事は「夏場、中国にはエアコンの設定温度を22度、さらには20度以下に設定したがる人がいる。しかし日本では、多くの機関において設定温度を28度にするよう定められているのだ」と紹介したうえで、日本人が28度という設定温度にこだわる理由を説明している。
1点目は、エネルギーの節約につながること。「日本はエネルギーを輸入に頼っている国。エアコンの温度を下げれば消費電力も多くなるので、多くの企業などでオフィスの空調温度を28度以上にするよう求めているのだ」とした。
2点目は、26-28度が人体にとって健康かつ快適であることを挙げた。高齢者は温度が低すぎると血管系の発作を起こしやすくなるほか、室内外の気温差が大きくなると風邪をひきやすくなると解説した。そして3点目は、子どもたちにとって28度前後が適温であることとした。家庭で活動する際にも28度前後が適切な温度、とのことである。これらはあくまで記事の説明であり、事実に即しているとは限らない。
記事は、中国もエネルギー不足が問題になっており、資源の節約が叫ばれていることから、日本人の節約意識に学ぶべきであると呼びかけている。
確かに日本ではこれまで「冷房の設定温度は28度」との呼びかけが盛んに行われてきた。しかし昨年あたりから「28度最適説」に対する疑問の声が高まっている。冷やし過ぎは当然ながら資源の面でも健康面でも禁物だが、環境や体調に合わせたこまめな温度調整が必要だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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