記事は「東京人の生活方式は、電車の路線に沿って発展してきた。東京の東西を貫く中央線は、東京の大動脈だ。沿線の各駅は昔から独特の文化的な雰囲気と風格を持ってきた。一駅一駅が小宇宙のようなこんな路線、日本にも二つとないだろう」としたうえで、中央線を代表する駅の特徴について紹介している。
まず、東京の中枢である東京都庁と、日本有数の繁華街である歌舞伎町を持つ新宿については「昼夜両方の顔を持つセントラルシティ」とした。その隣にあり、中野ブロードウェイなどが有名な中野についてはサブカルチャーと居酒屋が集まる街と説明した。
続いては高円寺。大型な小売店舗がなく、小さなお店からなる商店街が特色であり、古い雑貨店や古着店、ライブハウスなど文化的な場所が密集しているとし、学生や東京に夢を求めにやってきた文化人が集まる地であると紹介している。阿佐ヶ谷は太宰治や井伏鱒二、徳川夢声、伊馬春部といった文化人が数多く居を構えた場所であり、独特な世界観を持つ喫茶店や古書店、小劇場がある街だと伝えた。
そして最後は吉祥寺だ。「大型ショッピングセンターもあれば、昔ながらの居酒屋もある。
吉祥寺から先の三鷹や国分寺、立川、八王子、高尾といった駅の周辺にもそれぞれ個性豊かな街並みが広がっている。記事にもあるが、日本の都市の多くは鉄道駅を中心として発展してきた。それも日本の深い深い鉄道文化の一翼を担っているのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:街画ガイド 高円寺駅付近を走行するE233系)
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