記事は「非遊牧民である中原の民族にとっては、馬はとても貴重な動物だ。古代から現代に至るまで高貴な動物とされ、グルメの対象とされることはなかった。しかし、日本では馬肉は伝統的なグルメである。日本でも馬は多く見られる動物ではないが、日本人は馬肉を愛してやまないのだ」とした。
そのうえで、日本では馬が主に北海道と熊本で生産され、北海道の馬は競馬や馬術、儀仗隊などに用いられるのに対し、熊本の馬は食用に供されると説明。「戦乱の時代、兵士が生き延びるために駿馬を殺して食べることはどの国でもあっただろう。しかし、それをグルメに発展させてしまう国は日本以外にはあるまい」と伝えている。
記事はまた、草原を駆け巡る馬の肉には脂肪が少なく鮮やかな赤みを呈しており、日本人では「桜肉」と呼ばれていること、タンパク質が豊富でカロリーは低く、ヘルシーな肉であることを紹介。また、加熱すると食味が落ちてしまうため、刺身で生のまま葱や生姜などを配して食べるのが伝統的になっていると説明した。
そして最後に「日本人が刺身好きなのは知っていたとしても、馬肉を生で食べるというのを初めて聞いたときには、やはりとても驚いた」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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