26日に行われた男子100メートル決勝では、蘇選手が9秒92の大会新記録を出して、アジア大会の同種目初の金メダルを獲得した。
記事は、「長きにわたり、日本は中国男子短距離界の主なライバルとなっている。昨年9月に桐生祥秀が蘇に続く黄色人種で2人目の10秒切りとなる9秒98を出したが、今大会の100メートルの出場資格は得られなかった。また、ケンブリッジ飛鳥は決勝に進むことができなかった」と紹介している。
そのうえで、日本のライバルに完勝した蘇選手について、「9秒91のアジアタイ記録を出した際、一部の過激な日本のネットユーザーからは不正を疑う声が出た。しかし今大会で直接日本選手をねじ伏せた蘇の走りには、日本でも多くのネットユーザーが『かなわない』、『決勝は完全に彼の独り舞台だった』、『実力が明らかに他の選手と一段違う』といった賞賛を寄せた」とした。
また、多くの日本人が蘇選手のスピードを称賛し、「ボルトの境地に達するかも」などといったコメントを寄せるなか、あるユーザーが「中国のスポーツは何でも強い。特に男子100メートルは世界の一流選手と戦える。但し、サッカーだけは除いてね」という皮肉めいた感想を残したことを併せて伝えている。
中国サッカーの実力についてはさておき、確かに男子短距離の個人種目では中国が日本を頭一つリードした感がある。リレーに関してはバトンパスの技術とチームワークで日本が中国をリードしているが、今後中国も打倒日本を掲げて強化してくることだろう。東京五輪に向けて、アジア最速の男たちの戦いはますます熱を帯びてきそうだ。
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