中国メディア・東方網は10日、アジアで治安が良い上位4カ国を紹介する記事を掲載した。記事は、日本や自国である中国に加えて、いささか意外な国を1つ挙げている。


 記事は、「治安は、国として真っ先に考える必要がある要素だ。治安が良くて初めて多くの外国人が旅行にやって来てくれるのだ」としたうえで、アジアにおいて治安が良い4カ国を紹介した。

 まずは、シンガポールだ。東南アジアに位置する多様な文化を持つこの国では、国内の治安が良好で犯罪率が低く、社会が安定しているという要素に加えて、政局も安定し、清廉かつ効率の高い政府運営が行われていることでも有名だとしている。

 続いて挙げたのが、日本である。日本の治安はしばしば人びとから賞賛されるとしたうえで、その背景にあるのが小さいころからの教育によって培われた礼儀やマナーを重んじる姿勢であると説明。さらには、環境保護や資源の利用効率といった点においても世界のお手本と称されていると伝えた。

 そして、3番目には、北朝鮮を挙げた。「北朝鮮は世界の後進国の1つだが、その治安は非常に良い。平壌を訪れたことのある中国人は、その市街がとても清潔で、地上には紙くずやゴミが落ちておらず、集合住宅は粗末さを感じさせる一方で、物が散乱しているような様子は見られないのだ」と説明した。われわれ日本人にとっては謎と疑問ばかりの北朝鮮だが、友好関係にある中国の人びとは確かに日本人とは違った見方を持っているようだ。

 記事は最後の4番目として自国の中国に言及した。
中国は礼儀の国で、平和を愛国することが古くからの慣習であるとしたうえで、近年では国がますます総合的な発展を重視し、治安の安定に力を入れていることから、社会の安定が保たれているとした。そして、現在の中国では真夜中に外出してもちっとも恐怖感を抱くことはないと紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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