UCCコーヒープロフェッショナルの加藤勝彦社長 3月24日、業務用展示商談会「UCC Smile Festa 2026」の東京会場で取材に応じた加藤勝彦社長は「コロナ禍以降は外食に対して、非日常的なもの、外でないと食べられないものを求めるマインドが高まっていると考えている。
商談会では、コーヒー豆の焙煎時の熱源に水素を使用した「水素焙煎コーヒー」でサステナビリティの観点から付加価値を提案。
「水素焙煎コーヒー」は、これまで業務用で豆製品2種とワンドリップ製品1種を展開してきた。
5月22日には、カプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」のカプセルとして「水素焙煎 クリアテイスト」を業務用で初めて発売し、ホテルなどの客室での需要獲得を狙う。
価格は、「マイルドロースト」などの通常商品と、「ブルーマウンテンブレンド」などの高付加価値商品の中間を予定している。
今春リブランディングした業務用オリジナルブレンドコーヒーシステム「F.O.B」のブースでは、独自性を訴求。
同システムでは、店舗の要望に応じて豆をブレンドし、オリジナルのコーヒーを作れる。これまでの注文方法は対面形式のみだったが、オンラインでも注文が可能となった。コーヒー鑑定士厳選の11種の豆を取り揃え、1600万通り以上のブレンドからWEB診断でニーズに合うコーヒーを選べる。
オリジナルブレンドを500袋単位でワンドリップコーヒーとして製品化するサービスも新たに開始し、物販やECサイトでより販売しやすい形に仕立てている。
オリジナリティのあるコーヒーを提供したいというカフェやホテルの他、アウトドアグッズ店など他業種でも「物販で販売したい」と需要があるという。
UCC上島珈琲が販売しているペットボトルコーヒー「UCC TOTONOU by BLACK無糖」もブースでの紹介やサンプリングを実施。
家庭用製品だが、業務用市場ならではのチャネルで販路拡大を目指す。
橋本樹一郎前社長は「例えば高速道路のサービスエリアやミニコンビニは、一般的なチェーン店ではなく現地の企業さまが運営しているケースがある。リテールチームとは異なる、そういったお客様にダイレクトに流通できるチャネルを有効活用する」と述べる。
「UCC Smile Festa 2026」は3月10~11日に名古屋、3月24~25日に東京、4月7~8日に大阪、4月14~15日に札幌で開催。出展企業は計約100社で、来場社数は4都市合計で2600社以上を見込んでいる。
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