「ひとがワクワクする未来へと向かうためには、ひとがひとを理解することが変わらず大切」と語るのはインテージの髙山佳子取締役(本書より)。

同社は国内最大規模の良質な購買データを保有。
本書ではそれらをフル活用し、生活者のインサイトを解き明かしていくことで、不確実な現代を生きるヒントが得られる一冊を目指した。

食品、雑貨、自動車など各分野のスペシャリスト14人が執筆。約170点ものグラフや表を掲載し、トレンドの変化を分かりやすく解説していることも本書の特長だ。
 われわれ生活者の毎日の選択は「本音」の連続だという。

「グミを食べているのは若い女性だけではない」「令和の肉野菜炒めは野菜の数が減少」「日用雑貨は売上が伸び続けている」「日本で電気自動車が流行らない理由」「若者のSNS離れが始まっている」などをテーマに変化の背景を深掘りする。

2030年の消費者心理も予測。キーワードには「多様化」「賢堅消費」「個人最適化」「リキッド消費」を挙げた。
AI時代の生活者理解を試みながら、企業戦略の可能性についても言及している。
本書は日ごろデータになじみがないけど関心のある方、営業・商品開発・マーケティングなどの仕事で生かしたい方まで幅広くおすすめできる内容。
4月13日の発刊前から注目を集め、同日に即重版が決定した。

インテージ著▽朝日新聞出版▽320ページ▽定価1045円(税込)

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