サラダクラブ「パクベジ」、28年売上50億円に 指定野菜ブロッコリーで需要創出
独自製法で鮮度感を保持
 サラダクラブは3月31日、昨年12月に発売した「そのままパクっとベジタブル」(パクベジ)の商品戦略発表会を行った。「パクベジ」は加熱工程を加えたトレー付トップシール容器入りの商品。
第一弾として「国産蒸しブロッコリー」と「国産焼きブロッコリー」を関東甲信越限定で発売した。ブロッコリーは4月1日、半世紀ぶりに指定野菜に追加されており、サラダクラブでは国産ブロッコリーの消費を牽引し、日本の生産者支援に力を注ぐ。

 同社によると、近年、拡大している冷凍ブロッコリー市場では多くが中国やエクアドル産で、国産野菜を食べたいニーズが置き去りにされているという。

 ブロッコリーの支持が集まる一方、生ブロッコリーを調理する上で生活者が感じている「まな板が散らかる」「虫が心配」「下処理が面倒」「ゆでるのが手間」といった課題もあった。「パクベジ」は下処理いらずでコリコリ食感、日持ちの長さなどが特徴。冷凍ブロッコリーでは味わえない食感の良さは商品の強みだ。

 「パクベジ」は売場での変色を抑えるために自社の鮮度保持技術とキユーピーの酸化防止技術を使い、食品添加物を使用せずに鮮度感を保持。食感を残すと長期保管後に臭気が発生する課題についても、あらゆる知見を組み合わせた独自技術により解決した。冷蔵庫から出してすぐに提供することができる簡便さや国産100%といった点も訴求点となる。

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独自製法で鮮度感を保持

 同社では「パクベジ」を新たな定番にすべく、店頭のパッケージサラダ売場の隣に加熱素材売場を提案。手軽に野菜を摂取できる点をアピールし、28年度にはシリーズ売上50億円を目指す。

 同社の新谷昭人社長は「良い商品は良い原料からしか生まれない。
少しでも外部環境の影響を受けないようにするため、さらなる生産者とのつながりを強化している」と振り返った。

 「パクベジ」については「日本の農家を応援するために国産原料にこだわり、指定野菜のブロッコリーの新需要を創出する。野菜摂取量が足りないという課題と調理時間がないという現実があり、手軽に効率よく野菜を食べられることが急務となっている。国産ブロッコリーの消費を牽引し、日本の生産者を後押しすることが当社の使命だ」と紹介した。

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