オリックス・東晃平投手が、6日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)に先発することが決まった。昨年8月に受けた右肘手術からの復帰を目指す右腕は、同年6月26日のソフトバンク戦(同)以来となる1軍での登板。

「久しぶりだし、また緊張もするし、いつもと一緒のような感じで投げられるとは思っていない。1イニング目の入りで慎重になりすぎず、1イニング目をしっかり投げられたら乗っていくと思う」と、立ち上がりを白星へのカギに挙げた。

 育成出身のプロ8年目右腕は、同年4月4日の西武戦(ベルーナドーム)でシーズン初勝利を挙げ、22年のデビューから先発だけで無傷の8連勝。手術明けの今季は、ウエスタンで6試合(先発3度)に登板した。4月26日の広島戦(マツダ)では、4回1/3で球数87球を消化。「リハビリ自体は順調に進んでいる。(実戦復帰して)最初の方は少しかばっているような感じや、次の日に違和感が出るというのはあったけど、もう今は大丈夫」。満を持して、1軍に帰ってきた。

 日本ハム戦は通算8試合で4勝2敗、防御率1・51の好相性。それでも「やっぱりホームランであったり、今年はそこまでバントをしてるイメージはないけど、何をしてくるか分からない不思議なチーム」と、新庄野球に警戒心を高めた。

 白星を挙げれば、同年6月15日のヤクルト戦(同)以来、325日ぶり。「一イニング一イニング、しっかり投げ切れたら。

勝てるように頑張ります」と決意を込めた。

編集部おすすめ