◆イースタン・リーグ 巨人2x―1DeNA(5日・Gタウン)
巨人の中山礼都内野手がサヨナラ打を放った。9回に同点に追いつき、なお1死三塁の好機でマルセリーノの初球のチェンジアップを捉えて右越えにサヨナラ二塁打を運んだ。
今季1軍では打率2割1分3厘、0本塁打、1打点と低迷し、4日に2軍に降格。再昇格へ向けて課題の打撃で結果を残した若武者は、お立ち台で「もう二度とこういう悔しい思いをしないように。もう1回やってやるっていう気持ちで試合に臨んでます」と決意を口にした。
中山のヒーローインタビューは以下の通り。
―サヨナラの場面、同点に追いついてさらにランナー三塁という場面、どんな気持ちで打席に。
「ピッチャー陣もすごく頑張って投げてくれていましたし、序盤はなかなか点が入らなかったので。ここで決めたいなと思って打席に立ちました」
―打った瞬間の手応えは。
「まあ、少し抜かれたんですけど、なんとか芯に当たってくれて、外野まで飛んだのでよかったです」
―打球を見て最後は拳を突き上げていましたが、あの時の気持ちは。
「めちゃくちゃうれしかったです」
―昨日からファームに出場しているが、どんな気持ちでゲームには臨んでいるか。
「もう二度とこういう悔しい思いをしないように。もう1回やってやるっていう気持ちで試合に臨んでます」
―今日はこどもの日で野球を楽しむ少年、少女の皆さんも応援にきている。ぜひ最後にメッセージを。
「これから苦しいこともたくさんあると思いますけど、今の楽しいという気持ちを忘れずに野球を楽しんでください」