◆米大リーグ マーリンズ―ドジャース(6日、米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 ドジャースは6日(日本時間7日)、T・ヘルナンデス外野手(32)が左脚付け根の張りのため10日間の負傷者リスト(IL)入りしたと発表した。代わってアウトマンが今季初めて昇格し、敵地・マーリンズ戦に「8番・中堅」で先発出場した。

 T・ヘルナンデスはここまで主に4番を務め、34打点はメジャー全体トップ。33試合に出場し、打率3割1分5厘、9本塁打とチーム3冠に立っていた。しかし、前日5日(同6日)の同戦では左太ももの張りを訴えて4回の守備から途中交代。ロバーツ監督は精密検査を受けることを明かしていた。

 この日の試合前に取材に応じた指揮官は「(復帰までの)正確なタイムテーブルは分からない。数週間はかかるだろうけど、どれくらいかは分からない。テオ(T・ヘルナンデス)がいないから、ラインアップのバランスを取ることが難しい」と表情を曇らせた。投手陣ではスネル、グラスノーらが離脱しており、野手でもエドマンが右足首痛でIL入りしている。2年連続のワールドシリーズ制覇に向けてナ・リーグ西地区首位を走るチームだが、台所事情が苦しくなってきたことは間違いない。

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