◆JERA セ・リーグ 巨人―阪神(7日・東京ドーム)

 巨人の山崎伊織投手が阪神戦に先発して、5回97球を投げて6安打4失点(自責2)、4Kで降板した。

 試合前の時点で開幕から35イニング連続無失点の右腕は、初回に先頭・近本を150キロ直球で空振り三振に仕留めるなど無失点。

 しかし2―0の2回に大山の右翼線際への二塁打などで1死一、二塁。小幡の二ゴロを二塁手・吉川が好捕したが、二塁への送球がそれた。その間に二塁走者がホームイン。タイムリーエラーとなって、開幕から続いていた連続無失点イニングは36イニングでストップ。1939年高橋敏(阪急)が持つ開幕から38回1/3連続無失点のプロ野球記録更新とはならなかった。

 さらに1点リードの3回にはこの回の先頭・中野に自身のグラブをはじく中前安打を許すと、続く森下の左中間への二塁打を中堅手・ヘルナンデスがはじき、その間に走者が生還。同点に追いつかれた。

 4回は3者凡退。4回の攻撃では、勝ち越しを決めて2死一、二塁で門別から自ら左前安打を放ち、一挙4得点に貢献した。

 しかし、6―2の5回1死一塁。森下に151キロ直球を左翼席へ運ばれる2ランを浴びて、今季初の自責がついた。6回からは2番手・中川がマウンドに上がり、山崎は降板となった。

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