◆日本生命セ・パ交流戦 2025 巨人2―0楽天(7日・東京ドーム)
巨人は6回に増田陸が先制の4号ソロを放つと代打で出場した丸も今季1号ソロを放つ2者連続弾で楽天に勝利。先発したグリフィンも6回4安打無失点と粘投して4勝目をマーク。
初回、先頭の泉口が四球で出塁。続くオコエの併殺崩れで1死二塁とし、二盗も決めて1死二塁の好機を作るも後続が倒れて無得点に終わった。2回は先頭の増田陸が右前打を放ち、なお1死一塁では岸田が四球を選んで得点圏に走者を進めたが、またもや得点を奪うことができなかった。
3回は3者凡退。4回は先頭のキャベッジが空振り三振、続く増田陸は左翼へあわやホームランの大飛球を運んだが左飛に抑えられ、続くヘルナンデスも見逃し三振に終わった。
5回は先頭の岸田が投ゴロ、門脇も中飛に抑えられたがグリフィンが相手の失策で出塁。しかし、続く泉口が右前打でチャンスを拡大するもオコエが空振り三振に倒れて先制の機会を逃した。
しかし、6回は2死から増田陸が左翼席へ先制のソロ弾を放つと、続く丸も右翼へソロを放ち2者連発で試合が動いた。2点リードの7回は1死で泉口は中前打で出塁。続くオコエも四球を選んだが、後続が倒れて追加点を奪うことはできなかった。8回は3者凡退に終わった。
投げては先発したグリフィンは、初回先頭の中島を左飛に打ち取るも、続く小深田に右前打を打たれ二盗も決められた。なお2死二塁では浅村に四球を与えて得点圏に走者を置くと、続く村林に四球を与えて満塁としたが、小郷を初球で三邪飛に打ち取って踏ん張った。
2回は先頭の宗山に右前打を打たれたが、後続を断って無失点。3回は3者凡退。4回は2死から連打で2死一、三塁とピンチを招いたが太田を見逃し三振に抑えて切り抜けた。
5回は先頭の代打で出場した伊藤裕を空振り三振に斬ると、中島を遊ゴロ、小深田を右飛に抑えて無失点。6回は3者凡退で抑え、6回4安打無失点で降板した。
7回からは中川が登板して打者を3人で料理。8回には3番手の大勢がマウンドに上がると、先頭の鈴木大に左前打を許すと、続く中島の左前に抜けそうな打球を泉口がジャンピングキャッチ。好捕でアウトを1つ奪うと、小深田の右翼への飛球をキャベッジが追いかけながら捕球した。味方の好守備にも助けられながら2死まで追い込むと、辰己を左飛に抑えて無失点で降板した。
9回にはマルティネスがマウンドに上がると、1死から村林に右前打を打たれたが後続を断って試合を締めた。