◆日本生命セ・パ交流戦 2025 巨人―楽天(7日・東京ドーム)
楽天・大内誠弥投手がプロ初登板初先発して、4回61球を投げて1安打3奪三振2四球で無失点。打線の援護がなく、プロ初勝利こそならなかったが、上々のデビュー戦となった。
初回は先頭の泉口への四球などで2死二塁のピンチも、キャベッジを投ゴロに仕留めた。2回は先頭の増田陸に中前安打を許すなど1死一、二塁と得点圏に走者を背負ったが、門脇を空振り三振、グリフィンは遊ゴロで切り抜けた。3、4回は3人ずつ抑えて、5回に打席がまわってきた場面で代打を送られて交代した。
地元の宮城・東松島市出身で、日本ウェルネス宮城から23年ドラフト7位で入団した右腕。7日に先発予定だった荘司がコンディション不良のため5日に出場選手登録を抹消され、大役が回ってきた。そのチャンスをつかんだ19歳右腕の、今後の成長が楽しみだ。