◆米大リーグ カージナルス2x―1ドジャース(7日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)
ドジャース・山本由伸投手(26)が7日(日本時間8日)、大谷翔平投手(30)が「1番・指名打者」でスタメン出場した敵地・カージナルス戦に先発し、6回94球を投げて4安打無失点、9奪三振の好投を見せたが、援護点に恵まれず7勝目とはならなかった。防御率は2・20で千賀(メッツ=1・59)、スキーンズ(パイレーツ=2・05)に次ぐリーグ3位となった。
山本はヌートバーとの初対決は、3打席で2三振と1安打だった。「ついにメジャーの舞台で対戦できるっていうのはすごく楽しみにしてました。すごく冷静に対戦できたと思いますし、すごく運良くいいところにボールも行ってたので、1本ヒットにはされましたけど、いい投球が多かったかなと思います」と振り返り、充実の表情を浮かべた。
初回は1死から安打と四球で1死一、二塁のピンチを迎えたが、カージナルスの走塁ミスもあって無失点。2回は2死走者なしからの連打と死球で2死満塁となったが、ヌートバーから空振り三振を奪った。3回からは2イニング連続で3者凡退。5回は1死一、二塁となったが、2、3番のウィン、ドノバンを抑えた。6回は3者凡退。試合は0―0のまま94球を投げていたためマウンドを降りた。
前回登板の1日(同2日)、本拠地・ヤンキース戦では4回途中7安打4失点と乱調。中5日でしっかりと修正した。23年WBCで同僚だったヌートバーとは3打席で対戦し、空振り三振、空振り三振、左前安打の3打数1安打だった。