◆米大リーグ タイガース1―6カブス(7日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 カブスの鈴木誠也外野手が7日(日本時間8日)、敵地のタイガース戦に「3番・右翼」でスタメン出場し、で15号と16号のソロ本塁打を連発した。地区首位同士のカード第2戦は5本塁打を浴びせたカブスが制した。

 タ軍先発左腕ホルトンに対し、フルカウントからの6球目、低めへのチェンジアップをうまくすくって左翼スタンドに運び、チームに先制点をもたらした。4回先頭の第2打席は見逃し三振。6回1死の第3打席は左直。5―1で迎えた8回1死、タ軍のサイド右腕リーとの対戦で内角低めへのスイーパーを1発目と同じく左翼スタンドに放り込んだ。

 鈴木の本塁打は6月に入って初めてで、1試合2発は先月1日(同5月2日)のパイレーツ戦以来今季3度目。今季55打点とし、トップのP・アロンソ内野手(メッツ)に2差に迫った。

 鈴木のキャリアハイは23年の74打点で、このペースだとシーズン折り返しの81試合目に上回る勢い。昨季、大谷翔平(ドジャース)がマークした130打点の日本人最多記録を上回るペースで打点を重ねている。

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