◆米大リーグ ロッキーズ5―13メッツ(8日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)
メッツのピート・アロンソ一塁手のバットが止まらない。8日(日本時間9日)、敵地のロッキーズ戦で2本の2ラン本塁打で打点をメジャー単独トップの61点に伸ばした。
3回に左中間スタンドに127メートルの16号2ランをたたいたアロンソは、8回には113メートルの17号2ランを放った。この日は前を打つソトが3打数3安打3四球の6出塁。いずれも塁上にいたソトを還した。
6月に入って絶好調のアロンソはこれで8試合に34打数13安打、うち本塁打6、二塁打2本の長打もあって、計18打点でシーズン61打点。一気にリーグ2位の鈴木誠也(カブス)の55点に6点差をつけた。
一方、ロッキーズは、今週マーリンズに今季チーム初の3連勝するも本拠にもどってメッツに3連敗し12勝53敗で借金は今季最多タイの41。シーズン最多敗戦の132敗ペースで昨年ホワイトソックスがマークした20世紀以降の最多敗戦記録121敗のシーズン最多敗戦記録更新は避けられそうもない状況になってきた。