駒大ＯＢ・中畑清さん　全日本大学野球選手権の始球式に登場「バックネットにぶつけようとおもった」
始球式を務めた中畑清氏（カメラ・宮崎　亮太） 画像（1枚）

　元巨人で駒大ＯＢの中畑清さん（７１）が９日、神宮球場で全日本大学野球選手権（９～１５日・神宮、東京Ｄ）＝報知新聞社後援＝の開幕戦の前に始球式を行った。

　学生時代以来、５０年ぶりに母校、駒大のユニホームに袖を通した中畑さんは、大きなワインドアップモーションを披露して学生野球の聖地を湧かせた。

投じた球は左打者の内角、ホームベース付近でワンバウンドして捕手のもとに。中畑さんは「バックネットぶつけようと思ったけど飛距離がないね」と苦笑い。

　自身は４年生だった１９７５年、第２４回大会の決勝で延長１４回の末に１ー０で大商大を破って優勝を果たしている。「大学４年間はプロに行くための基盤。４年間充実していた」と当時を回顧した。

　出場する選手たちには「これからの試合に期待したい。悔いなく、出し切ってほしい。積極的なプレーや姿勢をみせてほしい」と熱いエールを送った。

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