「第38回大阪みなづき大会」(5月31日、1日・大阪柴島グラウンドほか)◆中学生の部 ▽準々決勝 滋賀草津ボーイズ2-1滋賀南郷ボーイズ

 まさにタッチの差だった。中川の右前打で二塁から今井が際どく生還。

勝利を確信した滋賀草津ナインは、一斉に拳を突き上げて駆けだした。同点の7回2死一、二塁から試合を決めた3番打者は「打席で今までの練習を振り返って、絶対に打てると自信を持って打ちました」と振り返った。

 夏の選手権予選を前に、ライバル・滋賀南郷にサヨナラ勝ち。試合直前には、互いに大声を発しながらフルスイングの素振りを見せ合い、気合いタップリに組み合った。春季全国大会支部予選では6―9で敗戦。失策絡みの失点が響いたが、この日は無失策でリベンジに成功。チームの成長を示した。

 初戦はホストチームに打ち勝ち、2回戦はコールド勝ち。ムードは最高潮で、渡邉主将は「ピッチャー中心に、しっかり守るのがうちの持ち味。いい勢いで、このまま勝っていきたい」と手応えを口にした。

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