ソフトバンク・周東佑京内野手(29)と栗原陵矢内野手(28)が9日、巨人戦(みずほペイペイ)を前に甲斐拓也捕手(32)の“スルー”を宣言した。周東の元同僚へのメッセージは「無視したら、すみません。

先に謝っておきます」。打席での後ろからの“ささやき”に注意したが、示し合わせたわけではなく、栗原も「無視しても、怒らないでくださいね」と笑った。

 周東はオープン戦を笑顔で回想。「投手に返球しながら『近め(内角)くるだろうな、くるだろうな』とか、ずっとしゃべっているんです」。打率3割5分5厘と好調。“雑音”シャットアウトがキープへの鍵だ。栗原は「(対戦が)めちゃくちゃ楽しみ」と本心も隠さなかった。4歳上の先輩とは大の仲良し。最近もビデオ電話をつなぎ、甲斐が福岡に帰省時には食事に出かけた。昨季、公私とも常に相談に乗ってもらったことで、関係はさらに接近。「ずっと一緒にいさせてもらった」と、感謝の気持ちを真剣勝負にぶつける。

編集部おすすめ