ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)がピックアップした話題を語る「Roberts’ Selection」。今季第4回は大谷翔平投手(30)の二刀流復帰、山本由伸投手(26)への「エース論」などを語った。
監督! 5月はけが人に泣かされました。6月8日(日本時間9日)時点で、IL(負傷者リスト)入り14人が全員投手…苦しい台所事情が続きますね。
「けがが明らかに投手陣に集中している。だから多くの若い投手たちにチャンスを与えているけど、正直なところ、どのようにチーム管理するのが最善なのかは分からない…どんなに気をつけても投手たちが次々と故障していくように見える…」
常に前向きが信条の監督も、さすがにしんどいですね…。
「選手たちは私の態度や振る舞いの一貫性をチェックしていると思うんだ。だから、私は常にポジティブだし、それがグラウンドの試合にも反映されると思っている。7月には多くの投手が戻ってくる予定なのでそれを期待している。それまでは現有戦力で競争しながら、耐えることに努めるだけだね。私はポジティブであり続けるよ」
明るいニュースはやはり、大谷が5月25日(同26日)にライブBPを再開したことでしょうか。スネル、グラスノー、佐々木は実戦登板に至ってませんから、順調に調整している大谷がオールスター前に投手復帰! もあるんじゃないですか?
「可能性は常にある。球宴前後の復帰というのが(球団の)全員が目標にしているところ。ただ、多くのけが人が出ていることもあり、翔平のことは一貫して慎重に管理していくつもりだよ」
ローテーション投手が固定できない中、山本の活躍が光った5月でしたね。
「私にとってエースの定義は、とても信頼できて、登板すれば勝てる可能性が高いと感じさせてくれる存在。少なくとも6回は投げて、どんな状況でも、重圧がかかった場面でも試合を作るすべをもっている。それがエースなんだ」