◇報知新聞社後援 第74回全日本大学野球選手権▽1回戦 佛教大8―5東農大(9日・神宮)

 2大会連続24度目の出場となった佛教大(京滋大学)は、東農大(北海道学生)を破り、2回戦に駒を進めた。

 プロ注目の190センチ右腕・赤木晴哉(4年=天理)が、5回2安打1失点と好投した。

ネット裏で12球団のNPBスカウトが視察する中、自己最速を2キロ更新する153キロもマーク。「全国大会の雰囲気に変な力が入って、変化球がうまく制御できなかったり、投球内容としては良くなかったけど、その中で試合をつくるという部分ではなんとかできた」と振り返った。

 日本ハムの達孝太とチームメイトだった天理では、故障に苦しみ、公式戦登板はわずか2試合に終わった。佛教大では2年春からリーグ戦に登板し、今春は最優秀選手賞を受賞。プロ一本を公言し、大学日本代表入りにも意欲を示した右腕は、「ゲームメイク能力の高いピッチャーというところをアピールしたい」と意気込んだ。

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