日本ハムの達孝太投手(21)が9日、あと1勝に迫っているチームの北海道移転後1500勝に意欲を燃やした。10日のヤクルト戦(エスコン)に先発する右腕は「節目に勝てるのはすごくうれしいこと」と力を込めた。
チームは2004年に本拠地を東京から北海道に移転し、22年目で1499勝を積み上げてきた。5月30日の前回登板ロッテ戦(エスコン)では無失点で2勝目も7回途中114球で降板した右腕。試合後には「初完封したいですね」と、話していた。
中10日でのマウンドでリカバリーも十分。「オフにしっかりトレーニングをしたので体力はある。しっかり調整して万全の状態に持っていくことが一番」。21年のドラ1右腕は2004年3月27日生まれ。移転1年目に誕生した21歳が、球団のメモリアルな1勝をつかみ取る。(川上 晴輝)