◆米大リーグ パドレス―ドジャース(9日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ドジャースのロバーツ監督が9日(日本時間10日)、敵地・パドレス戦前に右肩痛で離脱している佐々木朗希投手(23)について言及した。

 朗希は5月3日(同4日)の敵地・ブレーブス戦でメジャー7試合目の登板にして初勝利をつかんだが、同9日(同10日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦での登板を最後に右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)に入った。

5月下旬まで約3週間ノースローでリハビリに専念。キャッチボールはすでに軽めながら再開させているが、復帰時期は見通せない。ロバーツ監督は「彼はキャッチボールをしているだけでブルペンの予定はない」と説明。次のステップに進む状態にはなっていないようだ。

 ドジャースの先発陣はスネル、グラスノー、佐々木、ゴンソリンと故障者が続出。山本がエース格の投球を見せ、カーショーも今季初勝利を挙げるなど明るい話題もあるが、先発ローテを開幕から守っているのは山本とメイの2人だけ。代わってチャンスをもらったナック、ミラー、ロブレスキらもローテに定着できるような投球を見せることが出来ていない。

 朗希はセントルイス、サンディエゴの遠征には帯同せず、ロサンゼルスに残ってリハビリを続けている。

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