◇報知新聞社後援 第74回全日本大学野球選手権▽1回戦 西南学院大13―3聖カタリナ大=5回コールド=(10日・神宮)

 西南学院大(九州六大学)が16安打13得点の猛打で初出場の聖カタリナ大(四国地区大学)を5回コールドで下し、この大会で69年ぶりの勝利を手にした。

 プロ注目の3番・栗山雅也右翼手(4年=東福岡)は3打数2安打。

3―3の4回表1死一、三塁から右前へ勝ち越し打を放つなど、2安打3打点でチームに貢献した。

 栗山は190センチ、90キロと体格に恵まれた右投げ左打ちの外野手。スタンドにはスカウトの姿もあり「自分はプロに行きたい。ヒットを出すことができて、ホッとしています」と笑顔を見せた。

 50メートル走6秒1、遠投100メートルと身体能力にも優れ、ドジャース・大谷翔平に憧れる。「ホームランを打って、盗塁も出来る選手になりたい」。大学の公式戦では通算7発。「自分の最大の強みはホームラン。明日以降、ホームランを見せつけることが出来れば」と力強く話した。

編集部おすすめ