◇報知新聞社後援 第74回全日本大学野球選手権▽1回戦 中京大7―0久留米工大=8回コールド(10日・東京ドーム)

 2大会連続21度目の出場となった中京大(愛知大学)が久留米工大(九州地区大学)に7―0で8回コールド勝ちを収めた。

 中京大は2回に相手のミスが絡んで1点を先制。

3回には3番・秋山俊中堅手(4年=仙台育英)の右翼スタンド中段に飛び込む本塁打。6回にも7番・金沢玲哉三塁手(2年=京都国際)に右越え本塁打が飛び出し、一発攻勢で得点を重ねた。8回には5安打の猛攻撃で3点を追加し、規定によりコールド勝ちとなった。

 先発の伊藤幹太投手(2年=至学館)は6回を無失点に抑え、チームを勝利に導く好投を見せた。3安打の秋山は「ピッチャーが頑張ってくれていたので、ホームランという一番いい形で得点できてよかったです」と満足した表情だった。

 半田卓也監督は、試合を振り返って「投手を中心に守れているところが、ここまでこられている一番の要因。しっかり守って束になって攻撃していきたい」。次戦の近大戦に向けては「自分たちが良いプレーをするために、しっかりと準備をしたい」と意気込んだ。

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