◇報知新聞社後援 第74回全日本大学野球選手権▽2回戦 早大12X―2東亜大=6回コールド=(10日・東京D)

 東亜大(中国地区大学)は、昨年準Vの早大(東京六大学)に6回コールド負けを喫した。

 初回、今秋ドラフト候補の早大・伊藤樹(4年=仙台育英)から1点を先制したが、直後に2失策で同点とされた。

3回には、先発の藤井翔大(4年=嘉穂東)が3連打を許して2失点。4回は小沢周平二塁手(4年=健大高崎)に2ラン、その後の2死満塁で徳丸快晴(1年=大阪桐蔭)に右翼線へ走者一掃の二塁打を浴びるなどし、3回2/3、9安打9失点(自責8)で降板となった。

 藤井は前日、創価大(東京新大学)との初戦で140球を投げ、10回3安打完封勝利していた。東京Dで計225球の熱投にも及ばず、「(打者)一人一人、怖かった。途中からはコースをついても打たれる印象だった。何もできなかった」と肩を落とした。

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