◆日本生命セ・パ交流戦 2025 ロッテ6―1広島(10日・ZOZOマリン)

 広島はロッテの先発、サモンズに大苦戦した。7回まで無安打無得点。

8回先頭で今季初スタメンの上本が左中間二塁打を放ち、ようやく安打を記録した。ここから好機が広がり、中村奨の二ゴロの間に1点を返したが、今季最少1安打。連勝が3で止まった。先発の玉村は5回まで2失点で粘ったが、6回に1死二、三塁を迎えて降板。救援した塹江が4連打を浴び、厳しい展開になった。

 以下は試合後の新井貴浩監督の一問一答

―サモンズのどの辺りに苦戦したか

「甘い球もけっこうあったように見えたんだけどね。適度に荒れて、絞りづらかったのかな」

―フライアウトが多かった

「フライが多いということは、ちょっと、グっと押されている感じだったのかな。まっすぐが思った以上に球威があったのかなという感じ」

―もう今季は対戦しない投手。気持ちを切り替えて

「そうやね。しっかり明日に向けて、また準備したいです。でも、ずっと雨が降っていて平日なのに、たくさんカープファンのみなさんが応援に来てくれていて、申し訳なかったです。あしたは、いい試合をお見せできるように頑張りたい」

―今季初スタメンの上本が唯一の安打

「今シーズン初めてで、いいヒットだったと思います」

―攻撃を考えての起用か

「そうやね、きょうはもう、明らかに右打者の方が組みやすいということだったので。

あと、マリンは風もあって外野の守備も難しい。崇司は守備もうまいし、ナイスプレーでしたね。あと、足も絡めてというところも」

―塹江は不安定な投球が続いている

「ちょっと最近数試合、点を取られるというか。まっすぐでファウルが取れなくなってきているかな」

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