◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ6―1広島(10日・ZOZOマリン)
ロッテは先発のブライアン・サモンズ投手が8回途中まで1安打1失点と好投。打線も10試合ぶり2ケタの12安打で6点をあげ、連敗を3で止めた。
サモンズは7回まで無安打無失点。8回の先頭打者に二塁打を許して快挙は逃したものの、8回途中まで来日最多の112球を投げて1安打1失点。5月15日の楽天戦(東京D)以来の2勝目をあげた。
得点力不足に苦しむ打線も、好投の左腕を懸命にサポート。2回に併殺崩れで先制すると、5回には前カードまで打率9分1厘の佐藤都志也捕手の安打を足がかりに、高部瑛斗外野手の犠飛で2点目。さらに6回には安田尚憲内野手の適時打など5本の長短打で4点を加えた。
試合後、吉井理人監督はサモンズについて、「2回からやや球速が落ちたが、打者のタイミングをうまく外していた。横(ベンチ)から見ていて(球種が)何を投げているのか分からなかった。バッターも打ちにくかったと思う」と評価。打線についても「最初(先制点)はダブルプレー崩れでしたが、ああいうのでも1点入るのは大きい。うまくつながったと思います」と話していた。