◆日本生命セ・パ交流戦 2025 ロッテ6―1広島(10日・ZOZOマリン)

 広島打線はロッテの先発、サモンズに大苦戦した。7回まで無安打無得点。

8回先頭の上本が左中間二塁打でノーヒットノーランを阻止したが、この1安打に終わった。新井監督は「甘い球もけっこうあったように見えたんだけどね。適度に荒れて、絞りづらかったのかな」と首をかしげた。

 朝山打撃コーチは「まっすぐと入ってくるスライダー。この2つを狙おう」と試合前の対策を説明。「まっすぐを仕留められなかった。強いていえば、荒れ球なのと、ツーシームがちょっと不規則な動き。結局、あの球を捉えていない」と振り返った。

 さらに「うちはやっぱり、少し動く球の投手(が苦手)」と分析。「例えば、大竹とかもそう。まっすぐとツーシーム。ああいう球に対し、見て打ってしまうから打たされた凡打が多いんです」と、通算11勝を献上している阪神・大竹を思い浮かべながら「『空振りしろ』と言った方がいいのかな。

空振りOKで前で打っていかないと、動くのを見て打とうとすると、どうしても打たされたバッティングになる」と語った。

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