◆米大リーグ レッドソックス―レイズ(10日・米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 7日の3Aの試合で497フィート(約151メートル)の特大アーチを放ったレッドソックスのロマン・アンソニー外野手が10日(日本時間11日)、メジャー2試合目の初回に、初安打となる先制二塁打を放った。

 右投げ左打ちのアンソニーは7日の3Aの試合、右中間場外に飛び出す497フィート(約151メートル)のグランドスラムを放ったことで、一気に注目された。

9日にメジャー初昇格しレイズ戦に「5番・右翼」に抜擢されたものの4打数無安打に終わった。

 しかし、2試合続けて「5番・右翼」に入ったこの日は違った。1回2死二、三塁で、レイズの右腕ペピオの外角チェンジアップを左翼線にライナーで運び2者を還すタイムリー二塁打。地元レッドソックスのファンから大声援を受けた。

 アンソニーは2022年2巡目で指名された21歳。今季3A58試合に打率2割8分8厘、10本塁打、29打点。昨季は21盗塁を決めるなど脚力もあり、有望株ランキングで1位になっている。

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