◆米大リーグ パドレス11―1ドジャース(10日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク

 ドジャースが同じナ・リーグ西地区のパドレスに屈辱的な大敗を喫した。2位ジャイアンツとは0・5ゲーム差で、3位パドレスとは1ゲーム差。

あす11日(日本時間12日)の敵地・パドレス戦で敗れると首位陥落となり、借金42のロッキーズと対戦するジャイアンツが勝つと3位まで転落する。

 なすすべもない完敗だった。本来は球宴のトリビノが先発し、初回は無安打無失点。2回からはこの日メジャー登録されたサウワーがマウンドに上がったが、4回3分の2で111球を投げて13安打9失点と大誤算だった。6回途中からは内野手のE・ヘルナンデスが登板。リリーフ陣を温存させるためとはいえ、8回までの2回3分の1を投げる異例の展開だった。

 ロバーツ監督は、6回からの野手登板について「気持ちいいものではない」。苦渋の決断だったことを明かした。11日(同12日)の先発が24歳ロブレスキで長いイニングを投げることが見込めないことも、リリーフ温存の一因だった。

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