◆イースタン・リーグ 巨人8―4日本ハム=5回降雨コールド=(11日・ジャイアンツタウンスタジアム)
巨人・田中将大投手(36)が11日のイースタン・日本ハム戦(Gタウン)で先発し、5回7安打4失点だった。降雨コールドとなった一戦で初回からマウンドが滑る悪条件だったが「プレーボールがかかれば関係ないし、言い訳にならない。
中軸の田宮、野村に複数安打を許すなど2回までに4失点。初回は1死からの四球を起点に一挙4安打と捕まった。最速145キロ、スプリットなど変化球も本来の出来ではなく「立ち上がりが悪すぎる。どうにかしないといけなかった。本来であればもっと早い段階でマウンドを降りることになっていたと思う」と猛省した。
3回以降は1安打0封と修正。緩いカーブの比率を増やすよう助言した桑田2軍監督も「(足の)踏ん張りがきかない中、逆転した後はうまくアジャストしてくれた。アウトロー(直球)は見事」と評価した。(堀内 啓太)