◆日本生命セ・パ交流戦オリックス0―4DeNA(11日・京セラD)

 DeNAの山本祐大捕手が先制V打を放つなど好守に存在感を発揮し、地元で大活躍した。

 まずは両軍無得点の3回無死一塁、田嶋のツーシームを左中間に運んだ。

その間に一塁走者の松尾は生還。先制V打となり「甘いボールを打ちに行こうと思っていた。(外野の)頭を越えてくれたので良かった」と振り返った。

 守備では先発のジャクソンを7回無失点に導くリード。無失点リレーで試合を締めた。5回には杉沢の二盗も刺し、攻守でチームをもり立てた26歳は「昨日も初球ホームラン(杉本に先制ソロを献上)でしたし、紅林くんに打たれたのも初球だった。初球の入り方はミーティングでも話しあいながら、カウントを進めて行きたかったところはより慎重にいきながら大胆に以降と思ってやりました」と語った。

 大阪市大正区出身で実家は京セラDから徒歩圏内。この日は母・博美さんと「ガッツポーズがダサい」などと兄をいじるほど仲良しの妹が観戦に訪れたといい、「ちょっとでもかっこいい姿を見せられて良かった」と胸をなで下ろしていた。

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