◆日本生命セ・パ交流戦 2025 西武3×―2阪神(11日・ベルーナドーム)

 2夜連続で執念をみせた。2点を追う9回1死満塁。

西武・源田壮亮内野手は三塁側ベンチの熱を感じながら打席に立った。「全員がいけるぞという雰囲気で劣勢の感じはなかったですね」。阪神・岩崎が投じたスライダーを右前へ弾き返した。起死回生の2点適時打。一塁上でガッツポーズを繰り返した。

 前日も2点を追う8回に同点となる2点適時打。「とにかく1打席1打席必死というところですし、6番はいいところでくる打順なのでいい仕事をできるよう意識しています」と振り返った。チームは4連敗から阪神に勝ち越しを決めて、パ・リーグ2位に浮上。「最後まで粘り強く戦えているなと思いますし、選手も監督、コーチ含めて全員で戦っています。きのうもそうですけど、ひっくり返せたのは大きな1勝。明日からも粘り強く戦っていきたいです」と表情を引き締めた。

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