◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ2―6広島=延長12回=(11日・ZOZOマリン)
ロッテが今季最長となる約5時間に及ぶ延長12回の接戦を落とし、今季は20勝35敗で借金「15」に逆戻りとなった。昨季ノーヒットノーランを食らった先発右腕・大瀬良から初回先制するも、逆転負け。
昨年の交流戦、敵地でノーヒットノーランを食らった因縁の右腕を相手に初回は藤原がいきなり右安で出塁すると、1死三塁から3番・池田の左犠飛で幸先よく先制したが、その後はスコアボードに0が並んだ。
先発・西野は5回2/3を投げて6安打1失点の内容で1―1の6回に途中降板。今季初勝利はまたもお預けに。チームは1―1の7回に3番手左腕・高野が1死一、三塁からファビアンの右犠飛で勝ち越しを許した。
1―2で迎えた7回には池田、山本の連打で無死二、三塁とチャンスメイク。代打・角中が二ゴロで走者動けず1死。だが、続く安田がカウント1―1から空振りすると、捕手・坂倉が三塁けん制で悪送球し、ボールが左前を転々としている間に、三走・池田が同点の生還した。
9回には先頭・石垣が四球を選ぶと、代打・愛斗が犠打で送り、2死から友杉が左前打で一、三塁とチャンスメイクしたが、最後は高部が三飛に倒れた。
延長10回には、6番手左腕・坂本が先頭モンテロに左翼線二塁打を許すと、代打・上本が犠打失敗で捕邪飛。続く野間に四球で一、二塁とすると、代わってマウンドに上がった7番手右腕・小野が、7番・末包に遊ゴロで2死二、三塁に。
延長11回は唐川が今季初登板。1死から秋山を投手強襲内野安打で出塁させると、代走・大盛に盗塁を許して1死二塁。小園の二ゴロと、ファビアンを申告敬遠し、2死一、三塁で迎えた堂林を空振り三振で切り抜けた。