ＤｅＮＡ・山本祐大　“魔の水曜”終止符打　「ガッツポーズがださい」といじられた妹に雄姿
帽子を手にファンの声援に応える山本（カメラ・谷口　健二） 画像（1枚）

◆日本生命セ・パ交流戦　２０２５　オリックス０―４ＤｅＮＡ（１１日・京セラドーム大阪）

　ＤｅＮＡが開幕から１分け後に８連敗中だった水曜日でついに今季初勝利をつかんだ。

　呪いを解いたのは「魔の水曜と言われていることは知っていた」という山本だった。

３回無死一塁、田嶋のツーシームを強振した。打球は左中間を大きく破る先制適時二塁打。Ｖ打となり「甘いボールを打ちにいこうと思って。（外野の）頭を越えてくれて良かった」。守備面ではジャクソン、伊勢、ウィックの３投手をリードし無失点、５回無死一塁では杉沢を二盗を刺し攻守でもり立てた。

　大阪市大正区出身の山本にとって京セラＤは実家から徒歩圏内で、幼少期からなじみのある球場だ。この日は母・博美さんと「ガッツポーズがださい」といじられた妹が観戦に訪れた中での勝利。「ちょっとでもかっこいい姿を見せられて良かった」と胸をなで下ろしていた。（太田　和樹）

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