◆日本生命セ・パ交流戦 2025 楽天5―8中日(11日・楽天モバイル)
中日のドラフト4位・石伊雄太捕手が、プロ初となる1試合5安打をマークした。新人の1試合5安打以上は、2017年8月9日の京田(中日)以来、プロ野球9人目、10度目の快挙。
「8番・捕手」で先発出場。3本の二塁打を含む5安打と快打を連発。前日の同戦(山形)では3打数無安打、3三振とチャンスをつぶしていただけに、「割り切っていった。積極的に振りにいった結果。(1試合5安打は)たぶんないと思います」と充実感をにじませた。
「お前のバッティングなんとか、ならんのか」と発破をかけていた井上監督は、「5安打!?それこそ、盆と正月にクリスマスやな。自信にしてもらえたらと思います」と目を細めた。
チームは、今季最多となる14安打で8得点を挙げて、今季初の5連勝。最大6あった借金を1まで減らした。