◆米マイナーリーグ アイオワ―ルイビル(11日、米アイオワ州デモイン=プリンシパルパーク)
タイガースを退団し、カブスとマイナー契約を結んだ3Aアイオワ所属の前田健太投手が11日(日本時間12日)、ルイビル戦に先発。4回1/3を3安打に抑えるも、5四球&2死球の3失点。
3A最初の3試合に6回2/3で18失点だった前田。4日のオマハ戦で5回を2安打無失点で勝利投手になってアピールしたかに見えたが、この日は5回途中まで5四球&2死球と売り物の制球力が見られなかった。3回に2四球がからんで1失点、4回は死球から2本の二塁打を許して2失点。5回は四球と安打で1死一、二塁のピンチを残し91球でマウンドを降りた。
前田はツインズからFAとなった2023年オフにタイガースと総額2400万ドル(当時のレートで約35億円)の2年契約を結ぶも、昨季3勝7敗でシーズン途中からリリーフに回り、先発復帰を目指した今季もリリーフでスタートし7試合を投げ防御率7・88と調子が上がらず、5月1日にDFA通告、いわゆるメジャー契約40人ロースター枠から外され、事実上の戦力外となって、カブスとマイナー契約を結んだ。
3Aでの好成績でメジャー復帰を目指している前田にとってこの日の内容は不満の残るピッチングだった。