◆米大リーグ フィリーズ―カブス(9日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 フィリーズのカイル・シュワバー外野手が11日(日本時間12日)、本拠のカブス戦で「3番・DH」に座り、4試合ぶりに21号本塁打を放ち、ナ・リーグ本塁打トップの大谷翔平(ドジャース)に2本差に迫った。

 3回、先頭打者として打席に入ったシュワバーは、カウント3―1から右腕ブラウンの96・7マイル(約155・6キロ)のまん中直球をジャストミート。

打球は27度のライナーで打球速度は109・6マイル(約176・3キロ)。右中間上段への飛距離は431フィート(約131・4メートル)の完璧アーチだった。

 一昨年史上初の打率1割台(・197)で40本塁打(47本)をマークしたが、昨年が2割4分8厘、今季も2割4分6厘と打率を上げて確実性も上がってきたパワーヒッター。今季の本塁打ペースは自己最多となる50本だ。

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