◆米大リーグ パドレス―ドジャース(11日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ドジャースのA・パヘス外野手(24)が11日(日本時間12日)、敵地・パドレス戦に「7番・中堅」で先発出場。2回の守備では爆肩でチームに貢献した。

 0―0の2回。先発・カスペリアスがクロネンワースに中前打を許した。二塁走者・シーツは本塁突入。しかし、中堅・パヘスが爆肩を発動し、ノーバウンド送球。やや一塁側にそれたものの、ホームは間一髪でタッチアウトとなった。

 MLB公式サイトのS・ラングス記者によると、このパヘスの本塁送球は99・0マイル(約159・3キロ)を計測。昨季限りで現役引退したK・キーアマイヤー氏が昨年8月14日(同15日)の敵地・ブルワーズ戦で記録したものと並び、2015年のスタットキャスト導入後では球団最速タイとなるセンターからのレーザービームだった。

 キューバ出身の24歳は今季がメジャー2年目。打撃でもこの日まで23本塁打の大谷翔平に次ぐチーム2位の12本塁打。時には4番を任されるなど欠かせない存在になっている。

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