【巨人】先発・菊地大稀は４回３失点「打たれた理由ははっきりしている」２軍で今季初失点
巨人先発の菊地大稀（カメラ・宮崎　亮太） 画像（1枚）

◆イースタン・リーグ　巨人―日本ハム（１２日・ジャイアンツタウンスタジアム）

　巨人の育成・菊地大稀（たいき）投手が先発し、４回４安打３失点、２奪三振、球数５５で降板した。

　初回はわずか７球、２回も８球で無失点に抑える抜群の立ち上がりを見せた。

しかし３回。簡単に２死を奪ったが、明瀬に左前安打、今川に詰まりながら中前に落ちるヒット、細川に内野安打を許して満塁に。続く３番・マルティネスに高めに入った直球を仕留められ、左中間フェンス直撃の走者一掃３点適時二塁打を浴びた。その後は切り替え、４番の有薗を空振り三振に封じた。

　４回は先頭に四球を与えるも、６番の山口を中飛、与那嶺を遊ゴロ併殺打に抑えた。直球は最速１５０キロを計測。１２０キロ台の大きなカーブ、１３０キロ台のスライダー、１４０キロ台のフォークなどを使い分けた。

　今季ファームでは５登板して防御率０・００だった右腕。連続イニング無失点は１８で止まった。降板後は「打たれた球は高めに浮いたボールで、理由ははっきりしている。ボール自体の状態は悪くないので、試合の中で修正できれば、無失点に抑えられると思います。今後の課題として取り組んでいきたい」とコメントした。

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