◆米大リーグ ロイヤルズ―ヤンキース(12日、米ミズーリ州カンザスシティー=カウフマン・スタジアム)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が12日(日本時間13日)、敵地・ロイヤルズ戦に0―0の8回無死一塁からペラザの代打として出場したが、見逃し三振に倒れ、4戦連発とはならなかった。

 フルカウントから内角低め85・9マイル(約138・2キロ)のスライダーを悠然と見逃し、四球を確信した。

だが、球審はストライクコール。大リーグ公式サイトではボールゾーンに分類された一球だったが、今季初の代打は“不運”な見逃し三振に倒れた。

 今季は試合前時点で249打数98安打、打率3割9分4厘、25本塁打、59打点と圧巻の成績をマーク。前日の同戦で3戦連発となる25号ソロを放ち、メジャートップのマリナーズ・ローリーに1本差に迫っていた。

 ジャッジは、この日はチーム67試合目にして、今季初のスタメン外。相手先発右腕ルーゴとは通算11打数1安打と相性はよくなかった。さらにチームは10日(同11日)から25日(同26日)までの16連戦中。米ニューヨークポストによれば、ブーン監督が「長期的に見れば、彼をフレッシュな状態に保つことで何らかの成果が得られると期待しています」と語り、負傷ではなく休養日だとしていた。

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