◆米大リーグ ドジャース3―5パドレス(19日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 パドレスの松井裕樹投手が19日(日本時間20日)、敵地ドジャース戦の9回2死一、三塁の場面で7番手として“緊急登板”した。両軍監督が退場しており、「警告試合」となっている中、5―2の9回2死三塁の場面で元阪神のスアレスが大谷翔平投手に死球。

危険球退場となり、松井がマウンドへ。四球と暴投で1点を失ったが、最後はラッシングを空振り三振に仕留めて、メジャー初セーブを挙げた。

 「準備してなかったです」と緊急登板だったと明かした松井。「点差とバッターとアウトカウントを頭に入れて、ホームランだけダメなケースだったので、四球1、2個ぐらいはしょうがないかなと思って投げました」と明かした。「(抑えの)スアレスが行った時点でもう僕は終わったと思ってるんで。だから気持ちも持たずに(マウンドに)来ました」と赤裸々に当時の舞台裏を話していた。

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