◆日本生命セ・パ交流戦 2025 巨人5―2西武(21日・東京ドーム)

 巨人のF・グリフィン投手が6回2安打2失点と粘投。今季5勝目とはならなかったが、6試合連続でクオリティースタート(QS=6回以上自責3以内)を記録し、開幕からの無敗も継続した。

 3回までは毎回3者凡退で5奪三振と西武打線を封じていたが4回に捕まった。先頭の西川に内野安打で出塁されると、1死二塁で長谷川に右翼線沿いへ適時三塁打を打たれて先制点を献上。これで今季、東京ドームでは23イニングで初失点。なお1死一、三塁では山村に犠飛を許して今季初となる1イニングで複数失点を記録した。

 チームは同点の7回に打線が繋がり一挙5得点で逆転勝ち。左腕は「調子は悪くなかった。ただ試合中に修正しなきゃいけないとこもあったけど、打線が追いついてくれてすごく感謝したい」と振り返り、チームの勝利については「勝つためにやってるわけですから、もちろん勝てて嬉しい。なるべく先制点を与えないようにはしてるけども、与えてしまった先制点を取り返していただいてうれしい」と感謝の言葉を口にした。

 来週以降は交流戦を終えて、セ・リーグとの対戦に戻る「楽しみにしてる」とし「幸いにも最後の最後にこの交流戦のカード、2つ勝ったので、願わくは明日も勝って、少しでもいい形でまた迎えたい」と先を見据えた。

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